エアコンを取り付ける場所は、ご自宅環境や集合住宅の環境によってさまざまなパターンがあります。その中でも一般的な家庭用壁掛けタイプのルームエアコンの場合をご紹介します。
室内機は、屋内の空気を循環させやすくするために部屋の天井近くに取り付けます。一般的に、室内機と室外機をつなぐ配管パイプを室外に出しやすくするために、室外機の設置場所に近い内壁に取り付けます。
代表的な設置場所として、次にあげる7パターンがあります。
いわゆる標準設置とよばれる設置環境で、室外機を地面やベランダ・通路に、直に置く場合のことをさします。直置きといっても、室外機を安定させるために、ブロックの台の上に設置するのが一般的です
2台のエアコンを近くの部屋に設置する場合、室外機を置くスペースが広ければ2台の室外機を横並びの地面置きで問題ありませんが、スペースが狭い、もしくはスペースを広く使いたいときに、室外機を棚のような金具(二段架台)に収納して縦に積み上げる場合があり、このような室外機の設置を二段置きと呼んでいます。
壁にL字型の金具を取り付けて、そこに室外機を載せて固定する取り付け方です。室外機が上の方にありますので、地面近くを有効活用できます。ベランダを広く使いたいマンションなどの集合住宅や、足場の無いビルの壁に室外機を取り付けるときなどに利用されています。
また、豪雪地帯では、冬場に室外機が雪に埋もれないように地面から離す必要があり、壁面に取り付ける場合もあります。
天井に金具を取り付け、室外機を吊り下げる設置方法です。このパターンは、壁面取り付けと同様に、マンションなどで限られたベランダスペースに室外機を直置きしてスペースを無駄遣いすることなく広く使いたい場合や、豪雪地帯の積雪対策などに利用されています。
室外機を屋根の上に設置する方法です。よく見かけるパターンが、2階の部屋に室内機を取り付け、室外機を1階の屋根の上に置く設置です。平屋根の場合は、直置きと同じような取り付けになりますが、勾配のある屋根の上に取り付ける場合は、屋根置き専用の金具で室外機を固定させる必要があります。
アパートや一戸建ての建物で、2階に室内機を取り付けたいが、2階にベランダが無く、配管パイプを1階までおろして、室外機を1階に設置するような環境パターンを立ちおろしと呼んでいます。
エアコンの性能によっては、3階以上の高さからはおろせないものや、通常の能力を発揮できない物があります。3階分以上おろす場合は、取り付けるエアコンの仕様書を必ず確認することをおすすめします。
室内機を1階に取り付け、2階のベランダに室外機を設置したり、ビルなどで最上階の部屋に室内機を取り付け、室外機は屋上に設置するなどのパターンを、立ち上げと呼んでいます。 通常ルームエアコンは、冷房中に水を外に排出する関係上、室内機が上で、室外機が下になるように設置するのがでベストとされています。立ち上げで取り付けられる場合は、専門家に取り付けても問題がないか確認されることをおすすめします。
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